選択制DC(企業型DC)とiDeCo(個人型DC)の比較【どっちがお得?】

企業型DCとiDeCoの比較 始めるならどっちがお得? お金の知識
この記事は約6分で読めます。

私はまだ企業型DCもiDeCoもやっていません。

2022年の制度改正で企業型DCかiDeCoかどちらか自由に選べるようになりますよね。

企業型DCとiDeCoについてどちらがよいのか?比較してみたいと思います!

ここでは企業型DC(マッチング拠出・選択制)とiDeCoを比較します。会社が拠出額を出してくれる、強制加入の企業型DCについてではありません。

スポンサーリンク

企業型DCとは?

企業型DCとは税金が優遇されている自分年金制度です。
詳しくは企業型DC(企業型確定拠出年金)(選択制)とは?

iDeCoとは?

iDeCo(イデコ)は、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です。掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。
ideco公式サイト

企業型DCと同様に毎月お金を積立して資産運用し、老後の年金を増やしましょう制度です。

公的年金だけでは老後の生活費が賄えなくなってきているので自分で年金を増やしてください、という国からのメッセージだと言ってる方もいますね。

iDecoに加入できる人は?

iDeCoは20歳~60歳の自営業、フリーランス、学生の方、企業型DCがない会社員の方、会社員の配偶者の方などが加入できます。

企業型DCがある会社員の方は規約次第でiDeCoに加入できるかが決まります。
ただし、制度改正により、2022年10月から企業型DCかiDeCoか自由に選択できるようになります。

2022年10月からは、企業型DCの加入者は規約の定めや事業主掛金の上限の引き下げがなくても、iDeCoに原則加入できるようになります。
マッチング拠出を導入している企業の企業型DC加入者は、マッチング拠出かiDeCo加入かを加入者ごとに選択できるようなります

厚生労働省サイトより

iDeCoのメリット

iDeCoのメリットは?何故iDeCoをやるの?

iDeCoをやるメリットは税制優遇措置が充実していることです。企業型DCと一緒です。

✓税制優遇措置
・掛け金は所得控除となる
・運用中の収益が非課税
・受け取る時も「公的年金控除」か「退職所得控除」が適用

掛け金は所得控除となる

iDeCoの掛け金は所得控除となりますので、払う税金が安くなります。
※図はDC⇒iDeCoに読み替えてください

企業型DCのメリット

※専業主婦など収入のない方はこのメリットがない&手数料負担により、他の方と比べて損をしやすいのでしっかり運用しましょう!

運用中の収益が非課税

通常の資産運用では利益に対して20%ほどの税金がかかりますが、iDeCoを利用した資産運用で得た収益は全額非課税となります。

運用中にはスイッチングと言って、保有している商品を売却して別の商品に預け替えることができます。預け替えて利益が出ても非課税なので積極的な運用もできますよ!

受け取る時も「公的年金控除」か「退職所得控除」が適用

受け取る方法にもよりますが、年金として少しずつ受け取る場合は「公的年金控除」、退職時に一括で受け取る場合は「退職所得控除」が適用されます。

老後に備える 松井証券のiDeCo!

iDeCoのデメリット

メリット同様、デメリットも企業型DCとほぼ同じです。

・途中解約ができず、60歳になるまで引き出せない
・手数料がかかる

・金融商品によっては元本割れリスクあり

途中解約ができず、60歳になるまで引き出せない

老後のための制度ですので、よくも悪くも60歳になるまで引き出せません。例外もありますが、条件が厳しいようなので基本できないものと思った方がよさそうです。

手数料がかかる

iDeCoを利用するには次のような手数料がかかります。

加入・移換時手数料(初回1回のみ):2,829円 + α
加入者手数料(掛金納付の都度):171円 + α
還付手数料(その都度):1,488円 + α

手数料は + α(金融機関次第)で変わります。

なるべく手数料がかからない金融機関を選びましょう!

また、選んだ金融商品によって運用会社に支払う運用費(信託報酬)も変わります。信託報酬が低い(払う運用費が低い)金融商品を多く扱っている金融機関を選ぶようにしましょう。

老後に備える 松井証券のiDeCo!

金融商品によっては元本割れリスクあり

株などに投資すれば元本割れするリスクがあります。さらにiDeCoは手数料負担により、元本保証の定期預金などに投資しても元本割れリスクがあります。

投資に慣れていない方は「株+債券のバランスファンド」に投資すると、ほどほどのリスクで元本割れリスクを下げられて良いかと思います。

企業型DCとiDeCo、どっちがお得?

2022年の制度改正で企業型DCかiDeCoか選択できるようになるので、どっちがお得か考えていきます。

手数料は会社負担の企業DCが有利

手数料が会社負担なので企業型DCの方が有利です。
iDeCoでは掛け金を拠出している間は 毎月171円 + α かかります。毎月1万円を拠出と考えると、iDeCoは毎月1.71%の手数料を負担になります。

投資信託の信託報酬は1%以下でも優良なものがありますし、運用益は運用方法にもよりますが、年率2~7%程度です。これをふまえるとiDeCoでは高い手数料がかかると言えます。

iDeCoは手数料が高いのか~
それでも節税メリットはかなり大きいので利用した方がお得です!

拠出限度額も企業型DCの方が大きく有利

私の会社ではDBも併用実施なので、企業型DCの限度額は月額2.75万円iDeCoの場合は月額1.2万円までとなります。最低額は企業型DCが1000円~、iDeCoは5000円となっています。

掛け金に関係なく同じだけ手数料はかかりますし、節税効果は拠出額に比例しますので、掛ける掛けないに関わらず、できるだけ限度額は高い方が有利です。

iDeCo掛け金限度額

厚生労働省サイトより

第1号:20歳~60歳の自営業者、農業・漁業者、学生および無職の方とその配偶者の方
第2号:会社員や公務員
第3号:会社員や公務員の配偶者(扶養に入ってる方)

金融機関が選べて商品幅が広いのはiDeCo

メリットの1つである運用益非課税は投資する金融商品によって決まります。金融商品は選んだ金融機関によって変わります。iDeCoは金融機関が選べるのでよりよい金融商品がある機関を選べます

企業型DCでは金融機関が選べないので、選べる金融商品も決まっています。(個人的には、つみたてNISAと同様にeMAXIS Slimとかに投資したかったです……。)

企業型DCのほうが良さそう

2022年の改正でどちらかを選べるようになる方は企業型DCで選べる金融商品が相当悪くなければ、企業型DCを選んだほうが良さそうです。手数料面で圧倒的に企業型DCが有利です。

ただ、近々会社を辞める(転職)予定がある方はiDeCo、もしくはまだ始めないでおくのがいいかもしれません。移管にも手数料(2,829円)がかかります。この手数料は高いんですよ!

どちらか選ぶなら企業型DCがおすすめです。
ただし、今の会社に継続勤務することが条件です!

老後に備える 松井証券のiDeCo!

企業型DCとiDeCoを比較しました!

企業型DCとiDeCoを比較しましたが、企業型DCの方が有利なことが分かりました。

今のところ、私は会社を辞める予定がないので企業型DC(選択制)を始めようと思います!

ポチッと応援してね♪
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
.

タイトルとURLをコピーしました