投資信託の実質コスト・隠れコストとは?

投資信託の実質コスト・隠れコストとは? お金の知識
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投資信託でかかるコストは「販売手数料・信託報酬・信託財産留保額」の3つがありますが、それ以外にも表に出てこないコスト(隠れコスト)が存在します。これらを含めて実質コストと呼ばれています。

信託報酬と同様に隠れコストは毎日差し引かれているので、投資信託を選ぶ際にはチェックしておきたいポイントです。

今回は実質コスト・隠れコストとは何か?どうやって確認したらよいのか?を解説していきます!

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投資信託におけるコスト

投資信託におけるコスト

隠れコストの解説の前に、まずは投資信託のコストから簡単に解説します。これらは目論見書などから確認できるので購入前にはっきり分かるコストになります。

販売手数料(買付手数料)
投資信託を購入する時に商品代金とは別に支払う手数料のことです。つみたてNISAなどの対象商品はノーロードといって販売手数料が0円のものが多いです!

信託報酬
投資信託を保有している間、毎日差し引かれている手数料のことです。運用会社に支払う報酬みたいなものです。どの投資信託を購入してもかかる手数料です。

信託財産留保額
投資信託を売却する時に支払う手数料のことです。つみたてNISAなどの対象商品はこの信託財産留保額がかからないものが多いです。

これらはSBI証券だと投資信託の詳細ページの左下から見られます

SBI証券 投資信託 コスト確認
SBI証券 投資信託のコスト

実質コスト ・隠れコスト とは?

投資信託における実質コスト

先ほど紹介したコスト以外にも「売買委託手数料有価証券取引税その他費用」が信託報酬とは別に発生しています。これらは運用前には分からないため、目論見書などに明示できません。

これらが隠れコストと呼ばれるものになります。

売買委託手数料
株式などの有価証券を売買するときにかかる手数料です。

有価証券取引税
有価証券の取引の都度発生する取引に関する税金です。

その他費用
保管費用や監査費用などの費用のことです。

隠れコストと信託報酬を合わせたものが実質コストと呼ばれています。

隠れコストは日々差し引かれているものなので信託報酬と同様に安い方が良いです。

実質コストの調べ方

実質コストは運用報告書を見ると確認できます。運用報告書は証券会社サイトや運用会社サイト、モーニングスターから確認できます。

今回は モーニングスターから運用報告書を確認します。投資信託の詳細ページに行き、目論見書タブを選択します。

実質コスト 調べ方

目論見書タブを選択すると、ページ下部に運用報告書へのリンクが貼られているのでここから閲覧できます。

実質コスト 調べ方

運用報告書の費用明細で 「売買委託手数料有価証券取引税その他費用」 がどのくらいかかったのかを見ることができます。

実質コスト 調べ方

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の2020年の隠れコストは0.09%、実質コストは0.209%だったようです。

ちなみに今月発行された運用報告書では2021年の実質コストは0.178%でした。

2019年の実質コストは0.247%ですので、0.247%→0.209%→0.178%と、年を重ねるごとに下がっていっています。

新しく設定された投資信託は一から資産を買い付けていくので、1年目は実質コストが高くなりがちで運用を重ねるうちに平均化されていく傾向があります。

実質コストが高くなりやすい投資信託は?

実質コストが高くなりやすい投資信託

・規模が小さいファンド
・新興国関連ファンド
・アクティブファンド

規模が小さいファンド
資産規模が小さくても外貨建て資産の保管費用は一定額かかります。資産規模が小さいほど相対的に費用負担割合が上がってしまいます。

新興国関連ファンド
売買手数料や外貨建て資産の保管費用などが先進国と比べて高くなりがちです。

アクティブファンド
売買が頻繁に行われるので、売買手数料が高くなりがちです。

実質コストについて解説しました

実質コストは表に出てこないコストになりますが、信託報酬と同様に毎日差し引かれているものですので、投資する上では無視できないコストです。

投資信託を選ぶ際には信託報酬と合わせて実質コストを確認することをおすすめします!

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